2012年4月1日日曜日

ハクトウワシ

ハクトウワシをはじめてそれと認識したのは、南東アラスカのジュノーの入り江を歩いていたときで、カモメたちがギャーギャーさわいで一斉に飛び立ち、何事かと思いきや、ハクトウワシが飛んできたのでした。

目が慣れてくるとよく気がつくもので、アメリカ本土ではほぼ絶滅されているといわれているハクトウワシも、南東アラスカではよく見かけました。街灯などにもずーっと長い間止まっている。彼(彼女)にもお気に入りというのがあるに違いないと思うとうれしい。


















はじめてハクトウワシの鳴き声を認識したときは、その猛々しい風貌からは想像のつかないような、フルートの高音部をさらに響かせたような音色に一瞬でとりこになりました。

ハクトウワシに会いに行くことは、アラスカに通う理由のひとつです。
ハクトウワシの巣は幾世代にも渡って使われるため、かなり巨大になるというのをジュノーにある博物館の展示で知りました。その巣を支える木もさぞかし大木でしょう。いつかどこかで現役の巣を見てみたいなと思っています。