2012年7月22日日曜日

屋久島チャリ一周

夏休みシーズに入って、屋久島への計画を考えている話を聞くようになりました。

「半日あいているんだけど、何かおススメは?」という声も時々あります。
半日・・・限られたスケジュールの中では貴重な半日だし、さがせば半日でのツアーや体験系は用意されているだろうな・・・でも島での半日は普段の時間感覚とは違ってくるもの。屋久島旅を楽しむなら、何よりその島時間に入り込むことがポイントだと思います。

ずいぶん前にチャリで島一周をしました。
周囲130キロの屋久島は、島とはいえ九州最高峰の宮之浦岳(1,936m)などの山岳を奥に抱えており、海沿いぐるりの道路もアップダウンのある道です。とくに西側の西部林道は山越えになるため、そこでは自転車は押して進むしかなく、必ず左回りで先に山越えをすること、時間の目安としてどこにも長居せず朝から夕方までかかること、といった事前情報を得て島の南側の平内集落から出発しました。




















思い出せば、西部林道のヤクザルたちが、完全にヒト無視でたむろしていたり、島のゴミ処理場が突然現れて、その山のようなゴミの異様光景に、これは忘れちゃいけないと思ったりと単に苦しい楽しいだけではない旅を得ました。

屋久島の旅としておススメ・・・でも真夏には無茶でしかないかも。