2014年7月28日月曜日

御蔵島

旅のジャーナルが残っていないのですが、もう10年くらい前に御蔵島に夏に行きました。

ぼんやり記憶をたどってみる・・・真夏の夜、竹芝桟橋からフェリーに揺られる。船酔いするとわかっていながらもカレーを食べて当然気持ち悪くなりその後船旅ではカレーに手を出さないルールができた。
島は切れ落ちた断崖絶壁に取り巻かれている。島は、宿泊場所をあらかじめ決めていないと入島できないという入島制限をしていて、その時はバンガローに泊まった。野性のイルカと泳げるこの島に引き付けられ通っていた友人に付いてきたのだが、泳げない。結局島の海側からイルカ数頭の姿を見つけることができて、それで満足できた。
何より島は森が深く、南の島の巨樹の森である。ガイド同行が義務付けられている指定地域のハイキングも、夏の海と空を間近にしながら森を上ったり下ったりと、このことはその後10年近く経とうとしても鮮明に覚えているのはよほど爽快に楽しかったのだろう。

先日御蔵島に行った人と立ち話をしていたら、話の雰囲気だけで島のインフラは変わっていないことを感じた。商店や食堂は観光客を目当てにはしていないのです。外から入ると不便に感じることはあるかもしれないけれど、ようやくありつけた食堂のご飯がとてもおいしい。


御蔵島