2012年8月19日日曜日

マンゴー農園訪問(ガーナ)




















暑いときには暑い話を。



頭の上で大きなカゴなどを片手で軽く支えて、ゆったりゆらゆらと歩いている、派手なプリントの布を着た人たちの姿は、暑い暑いガーナの大地の記憶として残っています。

日本にも頭上運搬文化はあり、たしかに姿勢よくバランスはとりやすそうで、世界のどの地域でも”運ぶ”ためには自然ととられた姿勢なのでしょう。実際すっとしてカッコいいのです。もっともあのバランスは小さいころから身につけないと難しそうですが。

ガーナで、マンゴー農園に行きました。収穫の季節はずれでマンゴーは見られません。滞在していた首都のアクラから少し離れた場所にある、お世話になっている家族の田舎に車で向かいました。

都市としてのアフリカから田舎のアフリカへ。

どちらももちろん初めての地でしたが、私にとって”これまで知らなかった人・文化に出会えた”と思ったのはガーナのマンゴー農園です。きっと相手もそうだったでしょう。ガーナは5月がいいぞ、今(2月)は一番暑いときだ、と言われてから3年が経ってしまいました。






帰り道、小さな集落で白いヤシ酒を買ってくれました。ここのは本当においしから、としきりにすすめられましたが、強烈な甘さとたまった疲れでなかなか飲み干せませんでした。